ゴール、Want Toがあれば勝手に学び始める
前回は自分の変態性を突き詰めてみる、そして、そこからWant Toしてみたり、ゴール設定をしましょう、という話をしてみました。
では、その結果、どうなるのでしょうか?
簡単に言えば、Want Toをもっとしたくなったり、ゴールに勝手に向かい始めます。
そうすると、勝手に学習を始めます。
学習とは知識を身に付けること。
ゴールがある状態で知識が身に付けば、ゴールに向かって、高いステージに行けます。
行きたい大学があって、その学校の受験対策をしているのと同じです。(この比喩の注意点は、大学に行くことは多くの人の場合Have Toになってしまっているので、学習もHave Toの状態です。)
例えば、夏には脱げる体になりたい!モテたい!
そうすると、猛烈に筋トレする人がいます。
「モテたい=性交渉をしたい」というのは素直に認められれば強烈なWant Toですから、そのゴールに向かって強烈に行動が始まるわけです。(その時の脳科学的なカラクリはまた別途お話ししていきましょう。)
そして、筋トレのためにYou Tubeを見たり、本を買ったりして、どのようなトレーニング、食事、生活習慣、どんな道具が必要なのかを必死で勉強します。
面白いことに、周囲から見ると、これは努力に見えます。
ただ、本当のWant Toに向かっているとき、本人にとっては努力ではなく、「ただひたすらやってしまっている」「気が付いたらゴールにいた」という感覚であることが多いです。(私のようにプロのコーチ/気功師を職業にしていれば、そこには自覚が伴います。)
勉強の語源は、勉めを強いる、であり、やりたくないことを無理やりやらせる状態を指していたようです。
現代では「やりたい勉強」の意も含まれているでしょうし、今回お伝えしたいのはまさにそこです。
例えば私の場合は、ニューハーフ好き、というところから転じて、井原西鶴の「男色大鏡」のBL版を読んでみようとか、男色のセミナーに出てみようとか、どんどん学びたいことが出てきて、そこに突き進むわけです。
そうすると、いつの間にか学習しています。
そして、夢中になっていることはいつか仕事になったりします。
そして、稼ぎになったりします。(ならないこともあります。それは流れや選択です。)
さあ、あなたが大好きなこと、本当にやりたいことを探してみましょう。
その時のコツは、社会に塗り固められた自分を脱ぎ捨てることです。
自分の欲望にストレートに向き合うことです。